道の駅 林林館 森の茶屋

レストラン 森の茶屋

山里の恵みいっぱいのメニュー

町の木材で作られたテーブルで、美味しいお食事が出来ます。

おすすめは「森の茶屋はっと定食」。そして、登米市名物の「あぶら麩丼」が人気です。 地元のシイタケと沖縄の塩を使った「森のキリシタンメン」も好評です。 また、週間限定おすすめメニューに月間限定おすすめメニューも、どうぞお楽しみ下さい。その他メニューも盛りだくさん♪みなさまのご来店お待ちしております♪♪
レストラン営業時間
 10:00~14:00

登米市のB級グルメとして有名な「あぶら麩丼」

あぶら麩丼
油麩とは、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、油で揚げて作ったあげ麩です。植物油で揚げてあるので、ヘルシーな食材です。 あぶら麩丼は、30年程前に地元の旅館のおかみさんが考案したメニューです。それまでは、煮物をはじめ、地味な料理に使われていましたが、あぶら麩丼が考案され、若い人、子供達、そしてお肉の苦手な人にも、「大好きな油麩メニュー」として親しまれています。近年では、登米市のB級グルメとして大変人気のあるメニューになりました。

つるつるの食感「はっと」(郷土料理)

はっと
※写真ははっと定食となります。 今から約四百年も昔の藩政時代、当地方は伊達藩でも有数の米どころでした。当時、伊達藩では「買米制」という制度をつくり、お百姓さんが年貢を納めたあとの余った米をも藩が買い上げ江戸へ送っていたのです。 このため、お百姓さんは満足に米を食べることができませんでした。こうした中、米を満足に食べられなかったお百姓さんは麦飯の他、畑で作った小麦を粉にし練って茹で上げ「はっと」として食べていました。当初、「はっと」は米の代用食でしたが長年のお百姓さんの知恵で、より美味しい食べ物へと工夫されていったのです。 こうして、美味しい「はっと」がお百姓さんの間で好んで食されるようになると、当地方を治めていた領主は、このままではお百姓さんが小麦づくりに精を出し過ぎて米づくりが疎かになるのではと心配し、この料理を食べることを禁止(法度)するようになり、それ以来「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。 このように「はっと」は、米どころが故に生まれたお百姓さんの知恵と工夫の小麦の食文化なのです。 そして、その後の度重なる食糧難の時代においてもこの地の人々に命を与え、その食文化は現代まで受け継がれています。

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